プレシジョン医療を膵がん患者に届けるために
パンキャンは、ゲノム医療の早期実現を目指して活動する患者団体です。
パンキャンは、ゲノム医療の早期実現を目指して活動する患者団体です。
重要なトランスレーショナルリサーチの次のステップに向けて優先度の高い膵がん研究を行っている研究者を支援します。
膵臓がんの治療に関する新しい標的およびアプローチの特定、または治療抵抗性の理解および回避を目指す研究。
応募者は博士号を取得し、認定された学術、医療、研究機関と提携する必要があります。
日本の研究者、医療施設が今回の助成金の対象に含まれます。
応募締切日:2018年1月15日 Noon EST
この件に関する問い合わせは、 Maya Bader, PhD, at このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。.まで。
ミシェル・スチール 群馬県在住
*ミシェル・スチールさんは、パープルストライド神奈川・東京2017に参加します。
ミシェルさんとお話されたい方はパープルストライドにぜひご参加ください。
パープルストライド神奈川・東京2017
■痛みと共にやってきた膵臓(すいぞう)がん
2016年の2月の終わりに、日本にいた私は膵臓がんと診断されました。実際に何かおかしいという兆候は全くなかったので、それは本当にショックなことでした。
当時私は51歳で、それまで一度も病気を経験したことがなく、健康に過ごしてきました。しかし、数ヶ月にわたって、重い背中の痛みを経験していました。私はそれが、ストレスからくるものであり、筋肉の凝りや神経が圧迫されて起こることであると考えていました。しかし、胸骨の下にも痛みを感じ始めたので、もしかしたらその痛みが背中の痛みと関連している可能性があるのではと考え始めました。
医者が膵臓がんの診断を下したときの私の最初の反応は、「OK(いいわ)、これを取り除くためには何をする必要があるの?」でした。私は当時、膵臓がんがどれほど深刻なのか、それがいかに難しい病気かを理解していなかったのです。
The New York Times
2017年10月30日
ノバルティス社は2017年10月30日(月曜日)、日本でも臨床試験が進む核医薬品 ルテセラ Lutathera(177Lu-Dotatate)の開発元であるアドバンテージ・アクセラレーター・アプリケーション社(AAA)を現金39億ドルで買収し、同社のがん領域のポートフォリオを強化すると発表した。 今回の契約により、ノバルティスは、神経内分泌腫瘍の放射性医薬品 ルテセラ に関するAAA社の販売権利を受けることになる。
ルテセラは、切除不能または転移性、進行性のよく分化したソマトスタチン受容体陽性の胃腸膵臓神経内分泌腫瘍(GI-NET)の治療のために今年の9月に欧州で承認された。 この放射性ラジオアイソトープ療法については米国でも審査中であり、FDAは2018年1月26日までに申請に関する決定を下す予定。
2017年7月14日
がんの遺伝子に関する研究を通して、科学者はがんの起源をよりよく理解することができるようになりました。膵臓、乳房または肺にがんが見つかったとき、がん細胞が増殖することを可能にする特定の分子変化に基づいたがん治療を見つけることが常に望まれてきましたが、それは長い間、空想科学小説のような話でした。しかし、2017年5月に、米国食品医薬品局(FDA)が、その長い歴史の中で初めて、どの小児がん、成人がんを治療するためにも使える ペンブロリズマブ(商品名:キートルーダ)という免疫療法薬を加速承認しました。それはがんの部位に関係なく、厳密にがん細胞の分子プロファイリングに基づいて承認された初めての医薬品となりました。
希望をつくるすい臓がん研究支援
すい臓がん患者の希望はがん研究から生まれます。みなさまのご寄付が、すい臓がんの特効薬開発に大きく貢献します。 みなさまのがん研究への「投資」が、最終的に「大きな成果として患者に還元される」ことになります。今、できること。がん研究に投資して、力をあわせて、すい臓がんを撲滅しましょう。2018年よりパンキャン賞を受賞した研究者には、米国癌学会すい臓がんスペシャル大会に参加していただき、世界のすい臓がん研究者の研究発表、FaceToFaceの情報交換をしていただくために旅費の助成金を提供する予定です。いくらでも結構です。みなさまのご支援がすい臓がん生存率を改善します。明日のすい臓がん患者のためにご支援ください。
パンキャンジャパンでは、米国パンキャン本部からの情報をもとにして、日本が国際標準治療薬が使えない「ドラッグラグ」問題の解決にむけて政策提言活動を続けてきました。その結果、5年以上かかっていたドラッグラグ問題も最近では2年と短縮されてきましたが、我々の目標は「ドラッグラグ0」です。パンキャン本部ではすい臓がんの「ゲノム医療」をすすめるために米国食品医薬品局(FDA)とともに小人数、しかも2年で結果をだす新しいタイプの治験を用意しています。これを日本で実現するのはハードルが高いと言われています。ドラッグラグ問題がさらに悪化することのないよう、すい臓がんのゲノム医療実現に向けて厚生労働大臣あてに要望活動を進めてまいります。みなさまのご支援をよろしくお願いします。
寄付が使われるのは・・・ 「すい臓がん研究者へのパンキャン賞」
「すい臓がん治療薬のドラッグラグ解決、ゲノム医療実現ための政府提言活動 」
■膵臓がん撲滅基金 こちらから寄付の額を選択してください。 ※個人情報・クレジットカード情報はNorton Securityで安全管理をしています。 |
大学病院専門医チームにより初めて膵がんと診断され集学的治療をうける
ボブ・ターク
2017年5月17日
2015年8月に膵がんと診断されましたが、その数ヶ月前から痛みを感じていました。地元の医師に行き、血液検査、CTスキャン、食道胃十二指腸鏡検査(EGD)、および大腸内視鏡検査をうけましたが、何も見つけることができませんでした。最後の検査が終わった後、その医師は私に大都市の大学病院を受診するよう勧めてくれました。